Web標準の日々1(V1)
7月15日、16日とCSSNiteさんの主催で「Web標準の日々」というWeb系イベントが開催されました。
2日間で72セッションが行われ、最高で8セッションを受講することができます。
1日目の1セッション目はV1「明日から使えるタイポグラフィ」を受講。
講師はデジパ株式会社の両見英世さんです。
タイポグラフィとは何かからはじまり、フォントについて、それらを使うときの注意点などのお話をされ、最後にワークショップとして「コミュニケーション」をタイポグラフィで描くという内容でした。
以下に覚えている内容をまとめました。
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「文字」とは線や点を使って形づくられるもので、言葉を伝達し記録するコミュニケーションツールです。
タイポグラフィはこれら文字のサイズや字間などを調整する技術で、これらをデザインに組み込むことにより、感情や雰囲気を伝えたり、あるいは感じさせないようにすることができます。
たとえば「わかりました」という文字でも
「わかりました!」「わかりました・・・」「わかりました!」「わかりました・・・」
というふうに約物をつけたり、サイズを変えることで様々な感情を表現することができます。
またフォントや大きさ、ウェイト、感覚、色を使うことで情報の雰囲気をさらに強調して伝えることもできます。
たとえば
「ゆったりとした空間」よりも「ゆ っ た り と し た 空 間」
「涼」よりも「涼」
といった感じ。
そしてもっとも重要なのは「感じさせない」ということ。
人は「読みやすい」とは思わなくても「読みづらい」といは思うものです。
ですから、文章を読むときに不都合がないようにすることが大事なのです。
つまり、「読みやすいとは思わないけど、読みにくいとも思わない」 それが「感じさせない」ということです。
文章を読みやすくするためには
・文字の色と背景色の十分なコントラスト
・十分な文字サイズ
・視線移動が容易となる行送り
がポイントです。
フォントを使い分けることで、印象をコントロールすることができます。
フォント自身がもつ雰囲気が、受け手への印象をコントロールします。
セリフ体なら「正統・格調・まじめ・伝統・信頼感・品・高級感」
サンセリフ体なら「モダン・ポップ・無機質・力強さ」
明朝体なら「伝統的・高級感・信頼性・洗練」
ゴシック体なら「力強さ・男性的・現代的・カジュアル」
と言ったイメージを持っています。
他にも等幅書体やプロポーショナル書体、長体、平体、斜体、イタリックといったフォントに関しての説明もありましたが、メモがおいつかなかったので配信待ちです。(汗)
フォントを変形するときには細かいディティールに気をつけましょうということもおっしゃられていました。
また、タイポグラフィをするにあたり、数値に頼るのではなく最終的には目視し、自身の感覚で選択していくことが必要とのこと。
これは数値では錯覚に対応しきれないためです。
タイポグラフィの役割を理解した上で感情を表現していくことが不可欠となっています。
そのためには内容を理解してからデザインに取りかかることが大事です。
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抜けてるところもかなりあると思いますので、配信されたらチェックしてくださいね。
「読みやすく」という意識はしていたものの「感じさせない」という考えは今まで持っていなかったので衝撃的でした。
確かに自身を振りかえっても「白背景に#ddddddのグレー文字で10ピクセルなんてサイテー、読めん」とは思うけど、それが「アイボリーの背景に#333333の濃いグレー文字で14ピクセル」になっても普通に読むだけですものね。
そして、1級のデザイナーさんたちは文字を変形した後の微妙な線の太さの違いなどまで気を遣われているんだなぁと、感嘆。
ズボラーな私ですが、そういう細部まで気を配るようにしていきたいと思います。
※講義の中でフォントを使う上ではライセンスの問題に触れられて「文字で語る」(http://glyph-on.jp/)という特別なライセンス契約をしているサイトの名前があがっていたのでメモで置いておきます。
Comments
デザインする上ではフォントの持つ雰囲気も大事だなーとは感じていましたが。
その配信て、受講した人に送られるものなんですよね・・。
聞けるものなら聞いてみたいなと思ったのですが、無理なんでしょうか?無理そうだけどw
コメントありがとう。
「感じさせない」ってのはすごいですよねー。
ちなみに音声データとかはまずは受講生に配信してその後一般への配信もやるみたいですよ。ってことは数ヶ月後かな?